シュナイダー ヴァイセ ヘーフェヴァイセ TAP 01/Schneider Weisse Helle Weisse TAP 01

(1)特徴

シュナイダー ヴァイセ ヘーフェヴァイセ TAP 01/Schneider Weisse Helle Weisse TAP 01

・G. シュナイダー&サン社、シュナイダー ヴァイセ醸造所(ドイツ)

・6.2%

・ヘーフェヴァイス

シュナイダーはドイツ南部ケールハイムにある家族経営の醸造所。1872年設立の歴史ある醸造所で、現在は7代目のゲオルク・シュナイダー VIがオーナーとのことです(7代目なのにVI=6なのはIIIとIVの間にマチルダ・シュナイダー女史がいたため)。かつてはミュンヘン市内にあったようですが、第二次世界大戦での被害を受けて現在のケールハイムに移動したようです。創業当時から変わらぬ製法で現在も醸造を行っているようで、特に小麦ビールカテゴリーにおいてはドイツのみならず世界を代表する醸造所です。

今回テイスティングしたのは、同醸造所のTAPシリーズの第1弾であるヘーフェヴァイセです。TAPは通常と異なるホップや酵母を使用した実験的シリーズで、現在までに第11弾までリリースされているようです。TAP 01は厳選した原料を使用し、かつバイエルン地方特有の熟成方法を採用したヘーフェヴァイスとのことです。

(2)テイスティング

【香り】

Hefeらしい濁ってクリーミー穀物、小麦と大麦のバランスが良い。オレンジや黄桃の缶詰、酵母のフローラルさ、ハーブ

 

【味】

クリーミーな口あたり、麦芽と小麦のボディ感はしっかり、ハーブ、オレンジやグレープフルーツピール 

 

【総評】★

ドイツスタイルのヴァイスビアの基本をしっかり高レベルで押さえた、完成度の高いヘーフェヴァイス。TAPシリーズの01に相応しい風味で、★1にとどまったが普段飲みとしては他のTAPよりも向いている、リッチながら飽きの来ない風味だと思う。