(1)特徴
・セント・ジョージ ビール/St. George Beer
・4.7%
・ペールラガー
セント・ジョージは、1922年設立、エチオピアのアディスアベバにあるBGIエチオピア社が醸造しているラガーで、エチオピアでは最も有名で最も古い歴史を持つビールです。エチオピアの守護神にちなんで名付けられています。元々はベルギー人Mussie Dawit氏が設立後にドイツの会社に売却され、輸入した原料を使用して外国人によって醸造されていたようです。しかし1952年にエチオピアの会社が買収したことをきっかけに、国内原料・国内人材による醸造が開始されたようです。
今回テイスティングしたボトルには輸出用の”Export”表記があり、アルコール度数も通常の4.5%ではなくやや高い4.7%でした。
(2)テイスティング
【香り】
ミドルボディ位の甘さある麦汁、オレンジ、ラガーらしいスッキリした香り、少し黄色い花っぽさや発酵感も
【味】
麦芽、オレンジ、穏やかなハーブ、ビターさ控えめ。ミドルボディでサッパリしてキレ味いいラガーらしい飲み口
【総評】
ボディ感はあるがラガーらしい軽快さと麦汁の甘さ、オレンジのフルーティさにほのかなフローラルさもあるラガー。飲みやすく食事に合わせやすい。特にスパイス系の料理との相性は良い。