(1)特徴
・マックシュフ/Mc Chouffe
・アシュフ醸造所/Achouffe Brewery(ベルギー)
・8.0%
・ベルジャンダークエール、アルデンヌスコッチ
マックシュフは、ベルギーのアシュフ醸造所のベルジャンダークエール。アシュフ醸造所は1982年に義兄弟のPierre Gobron氏とChristian Bauweraerts氏によって、ベルギー南東部の小さな村・アシュフで創業されました。2006年からはデュベル社に買収されています。『シュフ』はラベルにデザインされている妖精の事で、かつて妖精の谷でビールを作ってベルギー各地に届けていたという寓話から名前を取っています。
今回テイスティングしたマックシュフはダークエールで、伝統的なデュッペル(ダブル)とスコッチエールの間の風味をターゲットにしているとのことです。
(2)テイスティング
【香り】
チョコレート、ダークフルーツ、レーズン、ロースト麦芽、奥の方にレモングラスやオレンジ
【味】
ロースト麦芽、チョコレート、ドライダークフルーツ、ローストオレンジ、レモングラス、酵母、アニスやクローブ系のまったりしたスパイス
【総評】★
華やかなフルーティさよりも、ロースト感のある麦芽やチョコレートなどのどっしり落ち着いた風味が主体。派手ではないがボディ感がたっぷりで、実力を感じる飲みごたえのある旨さ。