シングルトン・オブ・ダフタウン 15年/Singleton of Dufftown 15yo

(1)特徴

・シングルトン・オブ・ダフタウン 15年/Singleton of Dufftown 15yo

・ダフタウン蒸溜所

・40.0%

ダフタウン蒸溜所は、1895年にスペイサイドのダフタウンで創業した蒸溜所です。当初はダフタウン・グレンリベット蒸溜所という名前でした。現在はディアジオ社がオーナーです。原酒の大半はブレンデッドウイスキーのベルのキーモルトとして使用されており、一部が花と動物シリーズなどでシングルモルトとしてリリースされています。

「シングルトン」はディアジオ社がリリースするシングルモルトのブランド名のようなもので、ダフタウンのほかに、シングルトン・オブ・グレンダラン(グレンダラン蒸溜所)やシングルトン・オブ・グレンオード(グレンオード蒸溜所)があります。

今回テイスティングしたのは、シングルトン・オブ・ダフタウンの15年熟成物です。

(2)テイスティング

【香り】

リンゴや洋梨のタルト、トフィー、香ばしい麦芽、乾いたオーク、グリーンアップルっぽいフレッシュなフルーツ感、マルセイバターサンド。ややワクシー

 

【味】

軽快で透き通ったリンゴや洋梨系のフルーティさ、生姜のスパイシーさ、蜂蜜、燻した藁、ビスケット。ワクシーで滑らかな口あたり

 

【総評】★

ダフタウンらしい素直で透き通ったフルーティさと程よいスパイシーさ、ビスケット的な麦芽の香ばしさ。切れ味良くさっぱりした飲み口。12年の延長線上に熟成させたような風味。非常に癖のない飲みやすいシングルモルト