（１）特徴
・ルテフィスクビール／Lutefiskøl
・パイロット醸造所／Bryggerhuset Pilotbryggeri（ノルウェー）
・5.7%
・エクストラ・スペシャル・ビター（ESB）
ノルウェーのオスロにあるエンゲブレット・カフェ（Engebret Café）とパイロット醸造所が共同で開発したビール。エンゲブレット・カフェは創業1857年と非常に長い歴史のあるカフェで、かつて『叫び』で有名な画家、エドヴァルド・ムンクも通ったと言われています。
ビールを生産しているのはパイロット醸造所（Bryggerhuset Pilotbryggeri）で、オース醸造所（Aass：1834年創業のノルウェー最古の醸造所）の子会社です。主に小規模で実験的なビールを生産しているようです。今回テイスティングしたESBも、カフェで出すルートフィスク（干した白身魚を灰汁につけたもの）との相性を考えて開発したようです。旅行でカフェに行った際に飲んだのですが、残念ながらルートフィスクは無かったため、代わりにフィッシュスープと一緒に頂きました。
（２）テイスティング
【香り】
ポンカン、ピンクグレープフルーツ、軽快な麦芽
【味】
ピンクグレープフルーツ、軽快な麦芽、柑橘のピールや葉、シンプルで軽い飲み口
【総評】
癖がなくシンプルで軽快な麦芽感や柑橘に、ほど良いビターさ。ランチと一緒に飲む分に向いている爽快さ。魚介料理との相性も〇。
