(1)特徴
・モナキスタ インペリアル ピルスナー/Monarchista Imperial Pilsner
・セントアンドラーシュ醸造所/Szent András Brewery(ハンガリー)
・7.0%
・インペリアル ピルスナー
モナキスタ インペリアルピルスナーは、ハンガリーのセントアンドラーシュ醸造所。1991年にハンガリーでビール工場民営化の流れが起こったタイミングで、土木や農業エンジニアだったJózsef SimkóとCsongor Rozsánが設立した醸造所で、1993年からクラフトビールを販売しています。2014年からは設備を一新、レシピも新しい物にチャレンジし始めて、現在に至っています。
今回テイスティングしたのは、モナキスタと言う名前のインペリアルピルスナーで、通常のピルスナーよりも多いホップや麦芽を使用して、高アルコールでの醸造となっています。また原料はオーストリア・ハンガリー帝国の領土で生産されたものを用いており、Monarchista(君主制主義者)の名前はそこに由来しているようです。
(2)テイスティング
【香り】
濃厚な麦汁、濃厚なオレンジや琵琶やプラムの黄色いフルーツ、滑らかな口当たり、オレンジの缶詰、カラメル
【味】
濃厚な麦汁と穀物、オレンジ、柑橘ピール、ローストしたプラムやパイナップル、カラメルをかけたリンゴ
【総評】
どっしり濃厚な麦芽主体の風味も、ピルスナーらしい華やかなフルーティさもしっかり主張してくる、飲みごたえ十分な一本。色はそこまで濃いわけでは無いが、ベルギービールのようなパンチの強さを感じる。結構旨い