(1)特徴
・オーストフレテレン12/Oostvleteren 12
・ストライセ醸造所(ベルギー)
・10.5%
・ベルジャン・ダークストロングエール、クアドルペル
ストライセ醸造所は、ベルギーの西フランダース地方の村、オーストヴェーテレンにある2001年創業の醸造所。農場兼宿泊施設のオーナーだったUrbain Coutteau氏とPhilippe Driessens氏によって設立された醸造所で、当初は外部醸造所で生産委託をしていたものの2014年からは自前設備で醸造を行っているようです。歴史の浅い醸造所ですがビール愛好家からの評価は非常に高い醸造所です。
今回テイスティングしたのはベルギーの伝統的な修道院ビールの一つで、西フランデレン地方のセント・シクステュス修道院(Sint-Sixtusabdij van Westvleteren)で生産されたクアドルペルです。
(2)テイスティング
【香り】
デーツや干しいちじく、ミルクチョコレート、オレンジピール、クローブ、シナモン
【味】
デーツやいちじく、ミルクチョコレート、オレンジ、クローブやシナモン、焦げ感あるロースト麦芽、オーク樽の余韻
【総評】★
クアドルペルらしい濃厚なダークフルーツとミルクチョコレート、スパイスが香味共にしっかり感じられる。クアドルペルとしてはやや酸味強めでクセ強めも、旨味がぎっしり。トラピストエールらしい風味。