(1)特徴
・グルート インフェルノ/Gruut Inferno
・ヘント・グルート市醸造所(ベルギー)/Gentse Gruut Stadsbrouwerij
・9.0%
・グルート、ベルジャン・ストロングエール、トリプル
ヘント・グルート市醸造所は、2009年設立、ベルギーのヘントにある醸造所。ホップではなくグルート(Gruut)と呼ばれるハーブミックスを使用する、中世の頃のスタイルのビールを醸造しています。
今回テイスティングしたインフェルノは『地獄』を意味する名前の通り、パンチの強さが特徴です。トリプルと呼ばれるストロングエールですが、他の商品と同じくホップではなくグルートを使用しています。
(2)テイスティング
【香り】
酵母、ポーチしたリンゴや洋梨、マスカット、蜂蜜、フローラル
【味】
リンゴや洋梨、蜂蜜、酵母、乾いたオークや麦、余韻にかけてビターさもしっかりあるハーブが広がる
【総評】★
度数を感じさせないスッキリしたながら、ベルギービールらしいフルーティさとフローラルさはしっかり感じられる。余韻のハーバル感が強く、グルートらしさを味わえる。インフェルノという名前とは対照的に上品なバランス。