(1)特徴
・ガーヴァン 1993 30年 (ウッドロウズ・オブ・エディンバラ)/Girvan 1993 30yo (Woodrow's of Edinburgh)
・ガーヴァン蒸溜所
・53.7%
・バーボンホグスヘッド樽熟成
ガーヴァン蒸溜所はスコットランドのサウス・エアシャーにある1963年設立の蒸溜所。ウィリアム・グラント&サンズ社が保有しており、スコットランドでは最大規模の蒸溜所の一つです。グレーンウイスキーを生産しており、主にブレンデッドウイスキーの原酒供給を行っています。
今回テイスティングしたのはウッドロウズ・オブ・エディンバラ社がボトリングしたもので、ガーヴァン蒸溜所の1993年9月29日蒸溜原酒をバーボンホグスヘッド樽で熟成し、2024年2月12日にシングルカスク、カスクストレングス、アンフィルタードでボトリングしたものです。
(2)テイスティング
【香り】
バタースコッチ、ファッジ、チェルシー、チェリーリキュール、イチゴ、メープルシロップ、ミント
【味】
クリーミーなバニラ、穀物、バタースコッチ、チェリーリキュール、ほのかなスモークと塩気、オランジェット。余韻はオークとホワイトペッパー
【総評】★
素朴な麦芽中心の骨太な骨格をしっかり残したまま、熟成感は程よくあってクリーミーなバニラの甘みもちょうど良い。特別良いわけでは無いが安心できる風味。★0.5くらい。