(1)特徴
・ヘーゼルバーン 15年 オロロソシェリーウッド/Hazelburn 15yo Oloroso Sherry Wood
・スプリングバンク蒸溜所
・55.8%
・オロロソシェリー樽熟成
ヘーゼルバーンはスプリングバンク蒸溜所が生産するシングルモルトのうち、ノンピート麦芽を使って、3回蒸留により生産している銘柄。ニッカウヰスキー創業者の竹鶴正孝氏がかつて修行したキャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸溜所(1925年に閉鎖)に敬意を払い、その名がつけられました。
今回テイスティングしたのは、ヘーゼルバーン蒸溜原酒をオロロソシェリー樽で15年以上熟成させたもので、2023年にボトリングされたものです。
(2)テイスティング
【香り】
ベリー系のジャム、バニラ、オーク、メンソール、クリスマスプディング
【味】
しっかりとしたシェリー樽感、スパイス、ブドウ、ブラウンシュガー、しっかりトーストしたオークや麦芽、レザー。タンニンやオークのビターさ、ほのかに酸味ある赤いフルーツの余韻
【総評】
しっかりシェリー樽感が出た分厚い風味。香りは上品さがあるが、味は少し荒々しいというか樽感が出過ぎている印象。良い感じの素朴な麦芽の風味はしっかりあるが、少し樽感がtoo much。