スプリングバンク 30年/Springbank 30yo

(1)特徴

スプリングバンク 30年/Springbank 30yo

スプリングバンク蒸溜所

・46.0%

・バーボン樽原酒85%、シェリー樽原酒15%

スプリングバンク蒸溜所が2022年からリリースしている30年熟成物。オフィシャルボトルとしては最長熟成物で、21年物で使用されているゴールドのラベルが使用されています。バーボン樽熟成原酒85%、シェリー樽熟成原酒15%をバッティングしたものです。

(2)テイスティング

【香り】

レザー、柔らかいスモーク、麦芽、潮気、オレンジや金柑、微かに桃やバニラ。時間を置くと後半の香りがよく開いてくる

 

【味】

バター、ロースト麦芽が前面に出ている、塩気、オレンジや金柑、ぶどう、ローストしたハーブ、ほのかにバニラ

 

【総評】★~★★

スプリングバンクらしい素直さと長熟ならではのクリーミーさ、フルーティさは控えめ。正直言うと少し期待以下の出来だが、時間をおくと香味共に調和が出てきてより良くなってくる。開封後しばらく置いた方がおそらく良い感じがする。

★は1.5くらい。旨いが感動する程ではなく値段にも見合っていない。風味としても12年CSの出来のいいビンテージや、21年物の方が好み。