(1)特徴
・グーデン ピエル クロッフェ/Gouden Pier Kloeffe
・8.1%
・トリプル、ベルジャン・ストロング・ゴールデンエール
デ・プルーフ醸造所は、ベルギーのゲント近くの村ロクリスティにある1996年創設の醸造所。Dirk Naudtsとその妻Saskia Waerniersによって設立され、他社ビールの委託生産の他に自社ブランドも生産しています。
今回テイスティングしたのは自社ブランドのトリプルタイプのビールであるグーデン ピエル クロッフェです。ピエル・クロッフェは19~20世紀に活躍した漁業家で、遠くアイスランドまでの漁業旅行を何度も成功させた功績から、生まれ故郷に銅像が建てられている人物のようです。
(2)テイスティング
【香り】
ねっとりどっしり麦汁、缶詰のオレンジ、マンゴー、ベルギー酵母のクリーミーで小麦っぽいフローラルな香り
【味】
ねっとりクリーミーな麦汁、オレンジ、オレンジピール、グラッシーなビターさ
【総評】
ビールらしいビール。フルボディの麦汁やオレンジの甘みが濃厚、ほのかにビターな余韻で甘ったるくはない。トリプルとしてはフルーティさが少し欠けていたり、ボディの重さは長く残って少し胸焼けするなどはあるが、実直なビールらしいバランス。