(1)特徴
・ゴールデン プライド (フラーズ)/Golden Pride (Fuller's)
・フラーズ醸造所(イギリス)
・8.5%
・ストロングエール
フラーズ醸造所は、イギリスのロンドンにある1845年創設の醸造所。2019年からは日本のアサヒビールが所有しています。ロンドンでは老舗の醸造所でで、親会社のフラーズ社は数百店舗のパブなども経営しており、正にビールを通じて英国文化を担っている会社でもあります。
ゴールデン プライドは同醸造所のプレミアム帯に位置するストロングエールで、厳選した原料をふんだんに使用し、アルコール度数は修道院ビールやバーレイワインと同じレベルの8.5%となっています。1967年からリリースされているようで、ビール評論家のマイケル・ジャクソン氏から『ビールのコニャック』とも評されたビールで、ペールエールとクリスタルモルト、ホップにはNorthdown、Challenger、Goldings、Target種のホップを使用したフルボディの風味が特徴となっているようです。
(2)テイスティング
【香り】
パン、ドライフルーツ、いちじく、ロースト麦芽、プルーン、カラメルタルト
【味】
カラメルタルト、ドライフルーツ、いちじく、デーツ、プルーン、チョコレート、コーヒー、ロースト麦芽
【総評】★
どっしりしたエールで、イギリスっぽくないフルボディ感。濃厚なダークフルーツとロースト麦芽がしっかりしつつ、ロンドンエールらしいサッパリした余韻もある。とは言え甘さはかなり強くこってり。