オクトモア 13.1/Octomore 13.1

(1)特徴

・オクトモア 13.1/Octomore 13.1

・ブルックラディ蒸溜所

・59.2%

アメリカンオーク樽で5年熟成熟成

ブルックラディ蒸溜所のスーパーへビリーピーテッドウイスキーであるオクトモアの2022年リリース、2015年収穫のスコットランド産コンチェルト種大麦100%を使用した13.1です。ピートのフェノール値は137.3ppm、2016年蒸溜の原酒を1stフィルアメリカンオーク樽で5年間熟成させたのち、再度別の1stフィルアメリカンオーク樽で追加熟成したようです。

(2)テイスティング

【香り】

シロップ系の甘さ、軽快な麦芽、潮気を感じるウッドスモーク、革製品、ブラッドオレンジ、アプリコット、アーモンド

 

【味】

非常に甘く、そしてスパイシー。フルーツポンチのシロップ、ホワイトペッパーや唐辛子、革製品、軽快なウッドスモーク、塩気、アニス、ジャム。余韻にかけてコーヒーのビターさと共に穀物の軽快な香ばしさがくる

 

【総評】★

かなりシロップ的な甘さが強めで、麦芽感は軽快、スモーキーさも強いが癖が無く軽快な一杯。例年のオクトモアと比べると標準的な風味で、スモーキーさや麦芽感はかなり軽快、甘さはやや強めか。オクトモアらしさを軽快に楽しめる良いバランス。今年の13シリーズの中では一番好みだった。