トラピスト ロシュフォール 6/Trappistes Rochefort 6

(1)特徴

Trappistes Rochefort 6 - Abbaye Notre-Dame de Saint-Rémy - Untappd

・トラピスト ロシュフォール 6/Trappistes Rochefort 6

ロシュフォール醸造所(ベルギー)

・7.5%

・トラピストエール、デュッペル(ダブル)

ベルギー南部の町・ロシュフォールのサン・レミ修道院醸造されているトラピストビール。1595年からビール醸造を開始していますが、1797年のフランス革命時に破壊されて閉鎖、1899年に再開して今に至ります。併設のカフェやレストランなどは無く、厳格な修道院として知られています。トラピストビールとしてはそこそこの生産量があるので、入手自体は比較的容易な方です。

長年、6, 8, 10の3種類がラインナップでしたが、2020年10月から今回テイスティングしたトリプル エクストラが加わって、現在は計4種類あります。今回テイスティングしたのは6という番号が振られたデュッペル(ダブル)で、度数はトリプルなどと比べると低めですが7.5%あります。

(2)テイスティング

【香り】

軽くローストしたプラムやストロベリーのペストリー、キャラメライズした麦芽、赤く明るいフルーツの香り

 

【味】

芳醇な麦芽、プラムやストロベリーのペストリー、オーク、燻したハーブのビターさ。少し水っぽい後味

 

【総評】

他のロシュフォールと比較するとパンチがやや抑えめだが、度数は高くハーブのビターさもしっかり出ている。後味はやや水っぽくサッパリめ。トラピストエールとしては飲みやすい反面、少しおとなしく地味な印象を受けた。