(1)特徴
・レフ ブリューン/Leffe Brune
・AB InBev社(ベルギー)
・6.5%
・ブラウンエール、デュベル
レフ修道院はベルギー南部ナミュールにあり、1152年に設立され、1240年頃にビール醸造を始めたと言われています。現在はAB InBev社が所有しており、生産もレフ修道院ではなくルーヴェンにあるステラ・アルトワ醸造所で委託生産されています(正式にライセンス生産を始めたアビイビールとされています)。
今回テイスティングしたのは、レフのブリューン(ブラウンエール、デュベル)で、暗褐色で、ローストした麦芽の香ばしい風味とフルーティさ、ナッツ感などが特徴となっています。
(2)テイスティング
【香り】
カラメル、ローストしたオレンジ、ロースト麦芽、ビワ
【味】
ロースト麦芽とオーク、生キャラメル、焦がしたカラメル、チョコレート、コーヒー、ナッツ、バジル。ビターさは控え気味
【総評】
甘さもビターさも強すぎず落ち着いているが、風味は分厚い。フルーティさもシンプル。ロースト麦芽以外にもチョコレートやコーヒーぽさも強く、ロースト感に奥行きがあって飲みごたえがあるが、余韻は爽やかで飲み進めやすい。落ち着いた旨さ