ピルスナー ウルケル/Pilsner Urquell

(1)特徴

ピルスナー ウルケル/Pilsner Urquell

ピルスナー ウルケル醸造所:アサヒビール所有(チェコ

・4.4%

ピルスナー

ピルスナー ウルケルは、チェコプルゼニピルゼン)で1842年から造られているビール。”ピルゼン”という名前からも分かるように、現在あるピルスナーの元祖となったビールです。2017年からはアサヒビールが所有していますが、現在も創業時と同じ場所で、同じ製法で生産されています。特徴としては、麦芽を3回糖化処理するとトリプルデコクション製法や、一部で木樽を使用した醸造を行っている点で、コクのある麦芽とシャープなホップの風味が感じられます。

(2)テイスティング

【香り】

麦の香ばしさ、オレンジなどの柑橘、オレンジの葉っぱ 

 

【味】

香ばしい麦芽、スッキリとした透明感のある麦汁、オレンジ。柑橘ピールやしっかりとしたホップのビターさが余韻に長く続く

 

【総評】

麦の旨味を味わうビールの王道のような風味。癖はなくコクはあり爽やか。日本のピルスナーの手本になっているだけあって味の傾向が近いので感動するというほどでは無いが、完成度の高さは流石。深いコクがありながら透明感のある風味は非常に洗練されている。瓶もかっこいいデザインで、ベルギーのトラピストビールとは違った方向性の風格を感じさせてくれるのもGood。