(1)特徴
・クロフテンギア 10年 2006 cask#5024/Croftengea 10yo 2006 cask#5024
・ロッホローモンド蒸溜所(ビンテージモルト社ボトリング)
・46.0%
・リフィルバーボン樽
クロフテンギアは、ハイランド地方にあるロッホローモンド蒸溜所のヘビリーピーテッドタイプのシングルモルトのブランド名。今回テイスティングしたものは、クーパーズチョイスのブランド名で有名なビンテージモルト社がボトリングしたもので、2006年蒸溜原酒をリフィルの(おそらく)バーボン樽で10年間熟成したシングルカスクを、46%でボトリングしたものです。
(2)テイスティング
【香り】
塩気のあるスモーク、ワックスがけしたコート、若いトロピカルフルーツ、さとうぎび、すこし湿ったオーク
【味】
オイリーでワクシー。潮気あるスモーク、ハーブ、砂糖きび
【総評】
やや若くカドのある口あたり。内陸系のヘビリーピーテッドらしい、塩気と土っ気のあるピート。10年だが酒質の若さがまだかなり残っているのでストレートだと少し刺々しく、少し加水すると落ち着いてくる。ラムや泡盛のようなサトウキビ由来の蒸留酒のような癖のあるワクシ―な甘みも特徴的。もう少し熟成させたい。