(1)特徴
・ハイネケン 0.0/Heineken 0.0
・ハイネケン社(オランダ)
・0.05%
・ラガー
ハイネケン社が2017年から発売しているノンアルコールビール。度数は0.05%とごくわずかアルコールは含まれているものの、0.0として発売されています。ヨーロッパではかなり古くから低アルコール飲料が流通しており、日本でも2000年代から各大手がラインナップを揃えて競争し始めていたことを考えると、2017年と言うのはかなり遅い参入と言えます。
ハイネケンらしい爽やかな風味が特徴とされています。
(2)テイスティング
【香り】
穀物、メロン、甘めの柑橘、砂糖シロップ
【味】
すごく微かな麦芽、氷で薄まったスイカやオレンジジュース、余韻はさっぱりしていてビターさは微かにある程度
【総評】
再現度はかなり高い。やや人工的な甘さに水っぽいフルーティさ、余韻はサッパリしているもののやや飲み残しのビールから感じる蒸れたような麦芽の風味が残る。アサヒのドライゼロなどが好きな自分としては、日本のノンアルコールビールのレベルの高さ(もしくは日本人の舌に合う風味?)を再実感。決して不味いわけではないが、個人的に好みと違うのであえて選ぶ理由が見当たらなかった。
※ポジティブな面も勿論あり、通常のハイネケンらしさを十分に感じる風味(再現度はかなり高い)なので、ハイネケン好きなら全然アリだと思う。そういう意味では、通常のハイネケンを飲んでから試した方が良い。個人的にはハイネケンはやや風味が薄いと感じていて好みではないので、それをさらに薄くしたような本製品に少し不満だったが、元の風味が合うならこれも合う可能性が高い。少なくとも食事全般との相性は良いと思う。