(1)特徴
・デ フェルボーデン フルフト/De Verboden Vrucht
・8.5%
・ベルジャン・ダーク・ストロングエール
ヒューガルデン醸造所は1445年創業、ベルギーのブリュッセル東にあるヒューガルデン村にある醸造所。日本では1,2位を争うくらい知名度の高いベルギービールの醸造所です。1985年の火災から再建する際にインベブ社が買収、現在はアンハイザー・ブッシュ・インベブ社が所有しています。
今回テイスティングしたのは、「禁断の果実(オランダ語でDe Verboden Vruch、フランス語でLe Fruit Défendu)」という名付けられたダークストロングエールで、原料にコリアンダーとオレンジピールも使用されています。砂糖を加えて瓶内二次熟成させており、濃厚で複雑な甘さとスパイスの競演が楽しめる一本です。
(2)テイスティング
【香り】
ダークフルーツ、シナモン、煮込んだプルーンやアメリカンチェリー、ミルクチョコ、ナツメグ
【味】
ロースト麦芽、カラメル、ダークフルーツ、チョコレート、柑橘ピール
【総評】★★
甘さはまったり濃厚で複雑だがしつこくなく、しっかりとしたモルティさが主体。スパイス感も程よく、度数ほどはアルコールの棘は感じない、飲み心地の良いストロングエール。