(1)特徴
・クークー プィサン/Coucou Puissant
・デュ・ラ・センヌ醸造所(ベルギー)
・9.5%
・ストロングエール
デュ・ラ・センヌ醸造所は、ベルギー・ブリュッセルにある醸造所。セント・ピーターズ醸造所の設立に携わったBernard Leboucq氏と、デ・ランケ醸造所で務めていたYvan De Baets氏が2006年に設立しました。
今回テイスティングしたのはストロングエールで、高いアルコール度数由来のパンチの強さに、ドライホッピングによるストーンフルーツの風味が特徴となっているようです。
(2)テイスティング
【香り】
砂糖、バニラ、穀物、マンダリンオレンジ、八朔
【味】
クリーミーな麦汁、ブラウンシュガー、オレンジ、八朔、柑橘ピール。程よいロースト麦芽の余韻
【総評】★
穀物中心で麦汁とは違う甘さが複雑に広がる。柑橘系の甘酸っぱさとの相性もよくカクテル的な雰囲気も感じられる。伝統的なベルギービールらしさを持ちつつ、個性も溢れる楽しい風味。