(1)特徴
・シェッファーホッファー ヴァイツェン/Schöfferhofer Weizen
・5.0%
シェッファーホッファーは、1806年にジョージ・シェッファーによって設立された小麦ビールに特化したドイツの醸造所で、1921年に合併して以降はビンディングの傘下に、2001年からは現在のラデベルガー・グループが保有しています。特にグレープフルーツと小麦ビールをミックスした商品が有名です。
今回テイスティングしたのはヴァイツェンで、1978年から発売されている、同ブランドを代表する標準的な小麦ビールです。
(2)テイスティング
【香り】
オレンジが前面に来る、小麦ぽさの強い穀物、クリーミーな穀物、黄桃、ハイチュウ、全体的に上品な穀物と酵母の香り
【味】
オレンジ、小麦、大麦、クリーミーな口あたり、ハーブ、少しグレープフルーツピールやパイナップル
【総評】★
クリーミーで旨味しっかりありしつこくもない。とても良い。シンプル・イズ・ベストを地で行くような安定した旨さ。複雑さはやや欠けるが、普段飲みにはこれ位のバランスの方が良い。