(1)特徴
・ラ・トラップ ピュア/La Trappe Puur
・コニングスホーヴェン醸造所(オランダ)
・4.7%
・トラピストエール、ベルジャンペールエール
ラ・トラップはオランダのコニングスホーヴェン修道院で醸造されているトラピストエールの一つ。1996年から高齢化と人手不足で民間業者と契約し製造委託し始めたことでトラピストビールの名称やロゴの使用許可の取り消しがされたものの、引き続きコニングスホーヴェン醸造所がロゴを使用し続けたためトラピスト会と軋轢が発生。最終的には修道士が醸造に関与する事でトラピストビールとしての地位を復活し、2005年から再び正式なトラピストビールとなった経緯があります。
今回テイスティングしたピュア(ピュール)は、オーガニック栽培の麦芽とホップを使用したペールエールです。度数はトラピストエールとしてはやや低い4.7%となっています。
(2)テイスティング
【香り】
【味】
軽快な麦芽、オレンジやグレープフルーツ、柑橘ピール。余韻にかけて草ぽいハーブのビターさが結構長く残る
【総評】
アッサリしたフルーティさとやや強めのビターさがある、軽快なベルギービールぽい風味。非常に飲みやすいがインパクトは薄め。意識高そうな風味だが、やや満足感は低め。