(1)特徴
・アードベッグ 17年 2024 リリース/Ardbeg 17yo 2024 Release
・アードベッグ蒸溜所
・40.0%
・バーボン樽熟成
2024年リリースのアードベッグ 17年で、かつて1999年~2004年までリリースされていたオフィシャルボトルの復活リリースです。アードベッグ最高蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士が当時の風味を再現したとの事で、全期間バーボン樽で熟成させた原酒を、これも当時と同じくアルコール度数40%でボトリングしています。
(2)テイスティング
【香り】
ヨード、磯っぽい塩気、ピートスモーク、柿、レモンカスタード、松、ラベンダー、石鹸
【味】
レモンキャンディ、焦がした松葉、タール、リコリス、フェネル、香り同様フローラル
【総評】★
アードベッグらしい軽快さにレモンの風味、ヨード感あるピートに加えてフローラルさも強く出ている。TENをより複雑にして円やかにした感じ。悪く無いけど少し中途半端。
熟成感はあるしアードベッグらしさもあって悪くは無いが、個人的にはシンプルで力強いTENや個性あふれる19年トリーバン、円熟味のある25年の間にあってこれを敢えて選ぶような特徴が無かった。一口飲んで凄い旨いと思うような風味では無く、日を改めたりしてじっくり飲むと徐々に良くなるタイプ。フローラルさも含めて綺麗にまとまった風味が好きな人なら買いだと思う。★0.5寄りの★1。