トゥー・ワールド ラ・ヴィクトワール ファーストエディション/Two Worlds La Victoire First Edition

(1)特徴

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・トゥー・ワールド ラ・ヴィクトワール ファーストエディション/Two Worlds La Victoire First Edition

・トゥー・ワールド ウィスキー社(フランス)

・54.7%

・4~14年熟成バーボン原酒をバッティング

トゥー・ワールド ウィスキー社は、フランスにあるバーボン専門のインディペンデントボトラーです。かつてフランス酒小売 La Maison du Whiskyで働いていたAshley Donahey氏が、バーボンウイスキーの魅力をフランスに広めたいとの思いから2019年に設立したとのことです。現在までに2つのバッチをリリースしているようです。

今回テイスティングしたのはラ・ヴィクトワールのバッチ1で、2つの醸造所から買い取った4,5,14年熟成原酒をバッティングして、無濾過・バレルストレングス(カスクストレングス)でボトリングしたものです。

(2)テイスティング

【香り】

妖艶で美しい香り。バニラ、バタースコッチ、ファッジ、オレンジ、ナツメグクローブホワイトペッパー

 

【味】

非常に滑らかで分厚いボディ。ローストした穀物やオーク、濃厚なバニラ、ファッジ、キャラメル、オレンジピール、シナモン、クローブ、ほのかなブラックペッパーとスモーキーさ。

 

【総評】★★★

とても妖艶でボディ感の分厚いバーボン。ファッジやキャラメルのクリーミーな甘さにローストした穀物やオークの風味、そこにオレンジピールのシャープなフルーティさやシナモンやクローブの甘いハーブ感と、最初から最後まで完璧に近い。好みにドンピシャだったこともあるが、良い発見をした気分。