(1)特徴
・ローワンズ クリーク/Rowan’s Creek
・ケンタッキー バーボン ディスティラー社(アメリカ)
・50.1%
・アメリカンオーク新樽で2年以上熟成した原酒をバッティング
ケンタッキー バーボン ディスティラー社は、1936年設立のバーボンウイスキー醸造所。ランバート・ウィレット氏がケンタッキー州バーズタウンに設立した家族経営の蒸溜所で、かつてはウィレット醸造所と言う名前でしたが、1980年代から現在の名前になったようです。
今回テイスティングしたローワンズ クリークは、蒸溜所敷地内にある小川から取られた名前で、同蒸溜所のスモールバッチのバーボンコレクションの一つとして、1990年代からリリースしているとのことです。
(2)テイスティング
【香り】
湿気たオーク、塩キャラメル、アプリコットやプラム、柑橘、アーモンドタルト、バニラ、強めのスパイシーなハーブ、クローブ
【味】
ライムやオレンジ、塩キャラメル、ファッジ、バニラ、スパイシーなオークやハーブ。余韻はややスモーキーさのある燻したオークやハーブ、アーモンド
【総評】
甘さは軽快で柑橘感が強め、オークやハーブのスパイシーさがやや強めに主張してくる風味。決して悪くは無いが、ちょっとアンバランスな印象。