ウエストマール トリプル/Westmalle Tripel

(1)特徴

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・ウエストマール トリプル/Westmalle Tripel

・ウエストマール修道院(ベルギー)

・9.5%

・トラピストエール、トリプル

エストマール トリプルは、ベルギーのカトリック厳律シトー会のウエストマール修道院醸造しているトラピストエール。1836年から醸造しており、同じくベルギーのロシュフォール醸造所に次ぐ歴史を有しています。ウエストマールはまた、トリプルやダブルの起源となったビールと言われており、特に濃い褐色が多いトリプルにあって黄金色のトリプルを1934年から作り始めたことから「トリプルの元祖」とも呼ばれています。

(2)テイスティング

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【香り】

すりおろしリンゴ、洋梨穀物、蜜 

 

【味】

すりおろしリンゴ、洋梨、濃厚な麦汁、ハーブ、リンゴの皮目のビターさ

 

【総評】

濃厚でありながらフレッシュで透き通ったようなフルーティさ。濃厚でパンチの強い風味であることが多いトリプルとしては珍しいくらい。香りは目を瞑るとアップルサイダーと間違いかねないくらい、味は濃い麦汁の甘みがあり気付くがそれでもアップルサイダーに近いニュアンス。トリプルの中でも別格の芸術点の高さ。旨い。