ハイランドパーク 28年 (ケイデンヘッド)／Highland Park 28yo (Cadenhead)

（１）特徴

・ハイランドパーク 28年 (ケイデンヘッド)／Highland Park 28yo (Cadenhead)

・ハイランドパーク蒸留所（ケイデンヘッド社ボトリング）

・58.7%

・バット樽

2020年にケイデンヘッド社がミラノ店向けにリリースした商品で、ハイランドパーク蒸留所原酒を28年間、バット樽で熟成させたシングルカスクウイスキーです。

（２）テイスティング

【香り】

練乳、キャラメル、メープルシロップ、フローラルさと乾いた藁っぽさのあるスモーク、チョコレート、塩気、奥に琵琶やライチのフルーティさも

【味】

シロップ、オーク、ほのかなピートスモークと塩気、カカオ。加水するとローストしたオークとハーブ感が増す。香り同様にライチのようなフルーティさやフローラルも

【総評】

仄かなピートスモークにシロップの甘さやオーク、後ろの方にライチのようなフローラルなフルーツの風味も。バット樽という情報だがシェリーの影響はほとんど感じないので、かなりリフィルを繰り返した樽なのかなと感じる。ハイランドパークの濃厚なシェリー感を期待すると期待外れかも知れないが、繊細なフルーティさとスモーキーさのバランスを求めるならハイランドパークの酒質とピート感がストレートに楽しめて非常に楽しい。