(1)特徴
・ペール マグロワール 20年 ペイドージュ/Pere Magloire 20yo Pays d'Auge
・40%
ペール マグロワール社は、1812年設立のカルヴァドスメーカー。本商品は、カルヴァドス生産地域の中でも品質が最も高いと言われているベイドージュ地区で生産されたリンゴを使ったもので、20年熟成した原酒を厳選してバッティングしたものです。濃厚で芳醇、それでいて繊細な香りが特徴となっています。
(2)テイスティング
【香り】
アップルタルト、アルコールで煮詰めたリンゴ、花の砂糖漬け、薔薇や微かな金木犀、アセロラ、ライチ、チェリー、 エスプレッソマティーニ、ローストしたプラム、焦がしたキャラメル
【味】
シロップ付けのチェリー、煮込んだリンゴやシロップ、オーク、薔薇、茶葉
【総評】
骨太で、ただ甘いだけでない複雑な熟成感が感じられるカルヴァドス。フルーティさとフローラルさ、時間を置くとバニラ感も出てきて旨い。ただリンゴの風味が濃厚とかではなく、長熟ウイスキーなどと同じく、非常に複雑な熟成味が楽しめる秀逸な一本。
サンプルを飲んでこれはかなりの当たりカルヴァドスだと思い、1本買おうとしたらもう終売してた・・・残念。これが€100弱だったのは激安としか言いようがない。