ヘルケンローデ ヴェスパー トリプル/Herkenrode Vesper Tripel (Brouwerij Cornelissen)

(1)特徴

Herkenrode Abbey Vesper - Brouwerij Cornelissen - Untappd

・ヘルケンローデ ヴェスパー トリプル/Herkenrode Vesper Tripel

・コーネリッセン醸造所/Brouwerij Cornelissen(ベルギー)

・9.0%

・トリプルエール

ヘルケンローデ ヴェスパーは、20数か所あるベルギーの公式アビィビールのひとつで、1182年設立のハーケンローデ修道院・シトー会修道女の協力のもと、コーネリッセン醸造所が生産を行っています。コーネリッセン醸造所はイマイチ確定した情報が無いのですが、1807年頃に設立(ホームブリュワリー的なものと推測)されて以来6代続く家族経営の醸造所で、1968年頃に法人化されたようです。

今回テイスティングしたのは伝統的なレシピに基づくトリプルエールで、瓶内二次熟成を行ったフルボティな風味が特徴との事です。

(2)テイスティング

【香り】

泡立ちは悪い、アップルサイダー、青リンゴ、和梨、パイ

 

【味】

しっかり香ばしい穀物と麦汁の甘さ、アップルパイ、ハーブのビターさ、蜂蜜、金柑のシロップ漬け、酵母、フローラルな余韻。少し荒い。

 

【総評】

力強いが同時に少し荒さが目立つ風味で、アルコール感やビターさが悪目立ちしている印象を受けた。甘さはややしつこく癖がある。悪くは無いが敢えて選ぼうとは思わないトリプル。