(1)特徴
・ドゥーニエ/Deugniet
・ボック醸造所/Brasserie du Bocq(ベルギー)
・7.5%
・トリプル、ベルジャン・ストロング・ゴールデンエール
ボック醸造所は、ベルギーのナミュール州ポーレ村に1858年に設立された醸造所。元々は農家の活動の一環として醸造を行っていたようで、現在も設立者マルタン・ベランジェ氏の子孫が代々経営を続けているようです。
今回テイスティングしたのは同醸造所のトリプルエールで、濃厚でスパイシーながら飲みやすい風味が特徴のようです。「Deugniet」はオランダ語で「いたずらっ子、わんぱく者」という意味で、このビールのやんちゃさを表しているようです。ラベルにもお尻を出したそのようなキャラクターが描かれています。
(2)テイスティング
【香り】
濃厚ながら少しシャープな麦汁の甘さ、アップルパイ、洋梨タルト、シナモン、キャラメル、少しミルクチョコレート
【味】
麦芽、アップル、シナモンやクローブ、オレンジピール、パイナップル、少しアルコール感も嫌味という程でない
【総評】
しっかりした麦芽のパンチとシャープさのあるフルーティさ。少し荒い印象があるのと、飲みやすいとはいえ、単調なせいか徐々に飲み疲れる感が強くなる。