(1)特徴
・ヘルケンローデ シスター/Herkenrode Cister
・コーネリッセン醸造所/Brouwerij Cornelissen(ベルギー)
・6.5%
・ベルジャンブロンド
ヘルケンローデ ヴェスパーは、20数か所あるベルギーの公式アビィビールのひとつで、1182年設立のハーケンローデ修道院・シトー会修道女の協力のもと、コーネリッセン醸造所が生産を行っています。コーネリッセン醸造所はイマイチ確定した情報が無いのですが、1807年頃にホームブリュワリーとして設立されて以来6代続く家族経営の醸造所で、1968年頃に法人化されたようです。
ヘルケンローデ シスターは、12世紀に設立されたたもののフランス革命下の1790年代に閉鎖されたヘルケンローデ修道院のレシピを再現したブロンドエールです。修道院の庭で栽培されたハーブも使用されているとの事です。
(2)テイスティング
【香り】
微かな洋梨、リンゴの蜜、麦汁の甘さ
【味】
ミドルボディの麦汁、洋梨のタルト、リンゴ、藁、喉にビターな余韻が残る
【総評】
度数の割に軽快で飲みやすいブロンドエール。ただし余韻はジトっとくるビターさが強く長く残るので、飲み進めていくと重さが積み重なってくる感じ。