(1)特徴
・オメール トラディショナル ブロンド/OMER. Traditional Blond
・オメール・ヴァンデルギンスト醸造所(ベルギー)
・8.0%
・ゴールデンエール
オメール・ヴァンデルギンスト醸造所は、ベルギー・西フランダース地方のディーゼルヘム(Deerlijk)にある醸造所で、オメル・ヴァンダー・ギンステ氏が1892年に設立して以来、現在も家族経営を続けています。樽熟成やブレンド技術に力を入れつつ、モダンなラガーまで幅広く展開しているようです。
今回テイスティングしたのは同醸造所を代表するゴールデンエールです。フランス・ロワール地域産のモルト、3種のホップを使用しており、瓶内での二次発酵も行ったフルボティでフルーティな香味が特徴です。
(2)テイスティング
【香り】
ラガーぽい麦芽と柑橘のニュアンス、メロン、オレンジ、ビワ
【味】
しっかり草っぽいビターが感じられる。柑橘ピール、麦芽
【総評】
エールにしては派手さは無く素朴で骨太、ビターさが強めのゴールデンエール。もう少し華やかだと思っていたので意外だった。ベルギーらしいニュアンスもあるが、全体的には地味目。