青島(チンタオ)ビール/Tsingtao Beer

(1)特徴

Tsingtao Japan - 青島ビール日本

青島ビール/Tsingtao Beer

・青岛啤酒股份有限公司(Tsingtao Brewery Company Limited)

・4.0%

・ライトラガー

青島ビール1903年創業の中国最古のビール醸造所の一つ。ドイツ租借地となった青島にビール生産技術が伝えられたことがきっかけとのことです。第一次世界大戦後には大日本麦酒(現在のアサヒビールサッポロビールの前身)が買収。第二次世界大戦後に中国国営企業による営業下に入ったものの、1999年にはアサヒビールと深圳に合弁会社を設立、その後2012年にはサントリー合弁会社を設立(それぞれ株式売却などで資本関係は解消済みもサントリーはライセンス供与契約を継続)するなど、日本とも関係の深いビール会社です。中国のビールと言えば青島ビールと言えるほど、知名度の高い銘柄です。

(2)テイスティング

【香り】

グレープフルーツ、オレンジ、ライチ、軽快な麦芽

 

【味】

軽快な麦芽、ほのかなホップの草や柑橘ピール、余韻は割と穀物とホップのビターさが残る

 

【総評】

軽快かつ油こいご飯に合う、さっぱりとした麦芽と柑橘感に、ホップのしっかりとしたビターさ。中華レストランに相応しい飲みやすい風味。スーパードライハイネケンバドワイザーなどとはまた一味違うアッサリ風味の代表格。旨い云々というより水代わりに飲みたい。