(1)特徴
・ジム ビーム/Jim Beam
・ジム ビーム蒸溜所(アメリカ)
・40.0%
・アメリカンオーク樽で4年ほど熟成
ジム ビームは、アメリカ・ケンタッキー州のクラーモントで生産されているバーボンウイスキー。創業は1795年と長い歴史のある蒸溜所です。元々はドイツからきた農業移民、ヨハネス・ヤーコブ・ベーム氏が1790年頃に自身の農園でウィスキー造りを始めたことが始まりで、1795年に”オールド・ジェイク・ビーム”というブランド名で操業しています。2014年にはサントリーが買収して、日本でも馴染みの深い目如何となっています。
今回テイスティングしたのはジム ビームの白ラベルで、同社のレンジの中では一番安価で入手しやすい銘柄です。ストレートでじっくりと言うより、ロックやカクテルにと、気軽に幅広く使用できるバーボンです。
(2)テイスティング
【香り】
キャラメル、オレンジピール、乾いたオーク、穀物、青リンゴやスイカ
【味】
薄めのキャラメル、軽くトーストした乾いたオーク、オレンジ、軽快な穀物とシナモン、スパイス。とても軽快な飲み口
【総評】
癖が無いとても軽快なバーボンで、ストレートでじっくりというより、ロックやハイボール向きのサッパリさ。シナモンやスパイスも強すぎずバランスが良い。少し荒いニュアンスもあるが、癖が無いので嫌みは感じない。スタンダードな安価なバーボンと言ったところ。