レフ トリプル/Leffe Tripel

(1)特徴

・レフ トリプル/Leffe Tripel

・AB InBev社(ベルギー)

・8.5%

・トリプル、ブロンドアビイビール

レフ修道院はベルギー南部ナミュールにあり、1152年に設立され、1240年頃にビール醸造を始めたと言われています。現在はAB InBev社が所有しており、生産もレフ修道院ではなくルーヴェンにあるステラ・アルトワ醸造所で委託生産されています(正式にライセンス生産を始めたアビイビールとされています)。

今回テイスティングしたのは、レフのトリプルで、通常より多くの原料を使用して、かつ瓶内で二次発酵をさせた、濃厚な風味が特徴となっています。。

(2)テイスティング

【香り】

香ばしい麦芽と甘い麦汁、プラムや洋梨のジャム、マーマレード、キャラメルタルト、シナモンやクローブ

 

【味】

麦芽、甘い麦汁、ローストしたフルーツ、マーマレード、オークとクローブ。ロースト麦芽のビターさもある余韻

 

【総評】

度数相応のパンチと麦芽由来の甘さ、フルーティさもローストしたプラムやマーマレード的なねっとりした甘さが強い。とは言え、甘さはトリプルにしてはクリアで軽快、余韻にかけてビターさが被さってきて爽やかな印象で終わる。バランスが良く飲みやすいトリプル。