キルホーマン カザード アイラフェス2022/Kilchoman Casado Fèis Ìle 2022

(1)特徴

・キルホーマン カザード アイラフェス2022/Kilchoman Casado Fèis Ìle 2022

・キルホーマン蒸溜所

・59.2%

・バーボンバレル樽で6年間熟成後、ポルトガル赤ワインバット樽で2年間追加熟成

キルホーマン蒸溜所が、2022年のアイラフェス(Fèis Ìle 2022)に合わせてリリースされた限定ボトル。バーボンバレル樽で6年間熟成させた原酒38樽をバッティングし、その後ポルトガル赤ワインバット樽(6000リットルx2樽)で2年間追加熟成させたものです。カサード(Casado)はポルトガル語で『結婚、マリアージュ』を意味しており、バーボン樽とワイン樽とのマリアージュを意図しているようです。

(2)テイスティング

【香り】

革製品、潮気、ぶどうの皮目、柑橘ピール、オイリーな香り

 

【味】

スパイシーで甘口、潮気、シャープなピートスモーク、柑橘キャンディ、柑橘ピール、ローストしたハーブ。余韻はスパイシーさとオーク、クローブ

 

【総評】

キルホーマンらしいシャープなピート感に軽快な柑橘やキャンディの甘さ。香りにワインっぽいブドウが感じられるものの、そこまでワイン樽由来の風味は強くなく、あくまで軽快でフレッシュな酒質が前面に出ている。口当たりもやや若さを感じる。悪くは無いが、フェスボトルとしては少し期待より下だった。