オーバン リトルベイ/Oban Little Bay

(1)特徴

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・オーバン リトルベイ/Oban Little Bay

・オーバン蒸留所

・43%

・700mL、約6500円

シェリー樽、ニューオーク樽、アメリカン・ホグスヘッド樽で熟成させた原酒をバッティングし、クオーターカスクでさらに追加熟成

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オーバン リトルベイは、オーバン蒸留所のスタンダードラインナップの一つ。3タイプの樽(シェリー樽、ニューオーク樽、アメリカン・ホグスヘッド樽)で熟成させた原酒をバッティング後に、クォーター樽にて短期間の追加熟成を行ったものです。14年と比較すると熟成年数が短く荒々しさがある反面、多様な樽由来の風味が感じられることが特徴です。

 

オーバン蒸留所、オーバン14年については下記リンクを参照ください。

liquor366.hatenablog.com

(2)テイスティング

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【香り】

黒胡椒香る潮風、ややワックス感があり、アルコールの刺激も14年より強め。オレンジ、アーモンドケーキ。加水するとオーク感が強く出て、微かなブドウ感も感じられる。

 

【味】

オレンジ、青りんご、クローブのようなハーブ感。麦芽感は14年より強め。後味はレモンピールとハーブ。加水するとミントのような清涼感が増す。

 

【総評】

タリスカー同様にハイボール向きな一本。オーバン14年と比較すると、より樽感は感じられ、アルコール感もあるので、少量の加水やロックでも美味しい。日本だとやや割高でコスパが悪いことがネック。