2014年にオープン、蒸留を開始したアードナムルッカン蒸留所から、第一弾となるウイスキーが販売されます。英国では10月5日から、日本での発売時期は未定ですが、16,000ボトルの販売の為、ある程度は日本に入ってくるのではと思います。値段は£45ですので、日本では6,000~8,000円くらいの価格帯でしょうか。
上記のFacebookの投稿にもありますが、要点は下記です。
・6.5年の時を経てバッチ01を販売(これまで販売していたのはウイスキーではなく超短期熟成物のスピリッツ扱いでしたが、今回がウイスキーとしての商品第一弾との事)
・度数は46.8% ABV
・ピートを使用したウイスキーと未使用のウイスキーを50:50でバッティング
・バーボン樽熟成が65%、シェリー樽熟成が35%の構成
9月21日に先行して、ウイスキー小売のRoyal Mileにてサンプルボトル及びバッチ01の販売を開始。販売開始から37分で売り切れたことから、ウイスキーファンの期待がうかがえます。またサンプルボトルには、上記バッチ01の他に、シェリー樽熟成のピートカスク、バーボン樽熟成のピートカスク、シャンパン樽熟成のノンピートカスクが含まれているので、今後これらの構成原酒もシリーズ販売されるのかも知れません。
アードナムルッカン蒸留所と言えば、かつてクレイジージャーニーというTV番組で、目白田中屋の栗林さんがゲストで呼ばれたウイスキー特集回で、栗林さんが出来たばかりの蒸留所に行ってみたいと言って訪れていた蒸留所です。そのため日本でも比較的知名度がある方ではないかと思います。実際にこれまでリリースされた商品(1~3年熟成のスピリッツ)は日本でも争奪戦になり、短熟とは思えないほどフルーティーな味わいで好評でした。
ネット販売では各所で即完売、これからプレ値での取引になるのではと思われますが、出荷本数から考えると、そこまで高値で(1万円以上)購入を急ぐ必要は無いでしょう。
いずれにせよ新たなラインナップが加わるのは楽しみですね!