キャンベルタウンらしい塩辛さと、青いフルーツの香り、バニラやキャラメルの甘さ。やや塩辛さが強いので、ナッツなどのおつまみと合わせるか、ハイボールなどに向いている風味。
秀逸な出来。10年カスクストレングスらしいラフロイグの力強い個性と、10年とは思えない複雑な甘さが同居。余韻もとても長い。最近の10年カスクストレングスのなかでも高評価だったのも納得の素晴らしさ。蜂蜜感が強いので甘さが苦手な人には向いていないと…
シナモンやクローブなどをミックスしたポータービール。イギリスではクリスマスにクリスマスプディングと呼ばれる、スパイスが効いたフルーツケーキを食べるが、それをイメージさせる商品。
華やかなスペイサイドらしい香りとは違い、飲み口はそこまで甘くなくどっしりパンチがある。少量加水くらいがちょうどバランスが良くなってオススメ。香りは12年と思えないほど円やか。ロックやハイボールでもポテンシャルを存分に発揮できる風味。
容量:330mL アルコール度数:4.5% 種類:ブロンドエール 産地:イギリス(イングランド) イギリス・ロンドンのクラフトビール。特徴はロンドン近郊で採れた蜂蜜を使用している点で、アルコール発酵前に加えているようです。 風味は確かに蜂蜜。甘いシロ…
安心安定のラガヴーリンの風味。どっしりした酒質にピートの雄々しさ、そこにペドロヒメネスシェリーらしい蜜のように甘い赤いフルーツ感が加わり、温かい印象を受ける。ラガヴーリンは基本的には16年のみ、そこに8年やディスティラリーエディション、ディア…
かなり強く焦がした樽の影響が出ていて、フルーティさも増しているが、それ以上にビターさが増した印象。かなり癖のある風味だが、甘めのチョコレートとの組み合わせは凄く良かったのでオススメ。
甘みと酸味、ビターさと熟成香のバランスが良く、飲み疲れないシャープな味わい。表現が低レベルな気がするが、凄く美味しい大人のアップルジュース。同じブランデーであるコニャックなどと比べると酸味がより強く心地良い。食前・食後酒としてサッパリ飲む…
熟成期間の長さの割には、パンチがありスパイシーな味わいで、コニャックとの違いを感じさせてくれる。香りはバニラやカスタードの甘みがかなり強いが、味わいはスパイシーで力強く、飲みごたえがある。甘すぎるブランデーが苦手な人は、コニャックよりアル…
ラム樽由来のフルーティもあるが、基本はどっしりアードベッグ。スモーキーでビターな余韻が長く心地良い。アンオーやウーガダールよりフルーツが熟した南国系に近く、ヨード感や塩気が強め。飲みごたえも十分あり美味い。ただどれが好みかと言われると、ウ…
オクトモアの○○.4シリーズは初めて飲んだが、オクトモアらしい強烈な焦げたウッドスモーク、シロップやフルーツの強い甘み、タバコや土っぽいニュアンスが、絶妙に調和していてとても旨い。他の銘柄なら、それぞれの要素が強烈過ぎてバランスを崩してしまい…
アイラピートではなく内陸ピートのスモーキーさ。ブルックラディと言えば多彩な樽熟成に特徴があるが、このポートシャーロット10年も、ワイン樽の影響を大きく受けた複雑で濃厚な風味がピートに負けておらず、さすがの一本。コアレンジの10年物と思えないほ…
ともに甘いだけでなく、熟成感や風味の広がりがあって素晴らしい。23年は4000円前後というコスパの良さが光る。樽由来のスパイシーさやスモーキーさも、味に奥深さを与えてくれている。XOは最後のコニャック樽後熟の影響やバーボン樽の影響が顕著で、ブドウ…
フルーティさだけでなくピート感も意外と残っていてパンチのある18年と、そこから更に熟成感が増した12~18年のコアレンジ品の集大成ともいえる25年。赤いフルーツ感がどんどん増していき、熟した甘さと上品なピート感のバランスの良さが心地いい。また若干…
アイラモルトとしてはとても上品なピート香と、バニラ&フルーツの甘みのバランスが良い。バニラの甘み中心の12年、熟成感とシェリー樽の赤いフルーツ感が前面に出てくる15年、とそれぞれ違った側面がみられるラインナップで飲み比べていて楽しい。アイラ初…
モルトの香水の名に恥じない素晴らしい出来。フルーツポンチを煮込んだような濃厚なフルーティさ、潮気やスモーク感、麦芽感など、それぞれ強い個性を持っていながら高い次元で調和している。力強さと華やかさが同居した素晴らしい一本。25年物よりは安いと…
素直で華やかな風味。強烈な特徴がある訳ではないが、バランスが良く、これぞスコッチというような風味が楽しめる。スペイサイドウイスキーに系統は近いが、ハイランドっぽく麦芽感もしっかり感じられる。アルコール感も無いので、ストレートでもハイボール…
濃厚なバニラとローストした樽感、甘さはメープルシロップのような樹液感だけでなく、煮込んだようなフルーティさもあり、奥深い風味。アルコール度数が高いにもかかわらず、口当たりは驚くほど滑らか。プレミアムバーボンの最高峰、は単なる宣伝文句でない…
濃厚なシェリーの風味と樽感、加えてバーボン的なバニラ感も感じられる。カバランらしいトロピカルフルーツや紹興酒(ソリストのヴィーニョ・バリックでも共に感じられた)もあり、原酒由来というより、熟成過程で何か亜熱帯地域に共通する香味成分が生まれ…
スペイサイドのブレンデッドモルトらしい、フローラルかつ麦芽の風味が強い味。普段は邪魔になることが多いビターな風味も、花の香り、麦芽やバニラの甘みの後にじっくり適度に現れるので、長く心地よい余韻につながっている。
TENと比較すると、潮気と革製品を燃やしたようなスモーク感とゴムタイヤ感、チェリーのような甘みが違いとして感じられた。コアレンジ品でシェリー樽原酒を使っているウーガダールと系統は近いが、ゴム感(味わうとそこまで感じない)や強い潮気、チェリー感…
コニャックらしいコニャック。熟成感はレミーマルタンXOよりある印象で、タンニン感のある濃厚なブドウの風味が味わえる。甘みは控えめな印象だが、ブドウそのものの風味が余韻含めて長く楽しめる。
スパイシーな飲み口。注ぎたては樽由来のスパイシーさと濃厚なブドウの風味が楽しめる一方、時間をおくとスパイシーさが少なくなり、カスタードやメープルシロップの甘さ、オレンジピールのような柑橘系のフルーティさも良く出てくる。じっくり時間をかけて…
比較的安価にもかかわらず、十分な熟成感。注ぎたてに感じたフローラルな香りは、時間をおくとバニラやカスタードの要素も含んだアップルパイのようなフルーティさに変化する。コーヒー的なニュアンスも印象的。甘みもそこまで強くなく、飽きのこない風味。…
オクトモアらしい強烈なスモーキーさは勿論あるもののやや大人しめで、樽由来のバニラの甘みや柑橘系のフルーティさ、麦芽感が味わえるシンプルで素直な一本。以前テイスティングした06.3と(記憶の中で)比較すると、ピート感は大人しめに、味もシンプルで…
ノンピート麦芽を使用しているという事で、ポートシャーロットやオクトモアと違って、繊細でフルーティ、麦芽の風味がしっかり味わえる一本。ただ個人的には、熟成樽由来のオーク感による影響か、若干のスモーキーさも感じた(本当に若干)。また熟成年数未…
短熟カスクストレングスらしいパンチに、長熟のような濃厚な風味という、相反する要素が混在した風味がとにかく楽しい一本。巨峰にバニラにトロピカルフルーツに樹液と、甘みのタイプも多様で奥深い。他のカスク由来のボトルも試してみたくなる。甘いウイス…
華やかなフルーティさとフルーラルさを持ちながら麦芽感もしっかりあり、飲み応えがある。グレンフィディックに香味は近い気がするが、より麦芽感が強く、かつ透き通ったようなフレッシュな印象を受ける。上品ながら芯の通った一本。
アードベッグオフィシャルらしい、バーボン樽原酒主体の正統派な旨味に、シェリー樽由来のスパイシーさやフルーティさが上品に付加されている。スモーキーさと甘みとスパイシーさのバランスが調和。全体的には落ち着いてた風味で、現行のTENよりも旧TEN(ビ…
バーボンらしい風味とパンチに、程よくエステリーな熟成感。ワイルドターキーと言うと水割りやロックのイメージだが、ストレートでもじっくり楽しめるポテンシャルの一本。バーボンらしい力強い風味でありながら、程よい熟成感もあって飲みやすい。